ニュースレターとは? お客様がファン化する仕組みつくり

あなたはお客様とのコミュニケーションに何を使っていますか?
SNS発信、ブログ記事、メールマガジンの発行でしょうか。
直接いらっしゃるとお話するけど、普段は特に…。という方もいるでしょう 。

今回はお客様に喜ばれ、
なおかつ信頼度がアップするおすすめのツールをご紹介します。

それは「ニュースレター」です。

ニュースレターとは?
会社とお客様のコミュニケーションツール

「ニュースレター」をご存知ですか?
簡単に言うと、接触のあったお客様に宛ててお届けする「手作り新聞」。

お勧めの商品の裏話や、業界の豆知識・社員やスタッフの個人的なエピソードなんかを載せていきます。
マンガやレシピなんかも喜ばれますね。
つまり広告ではなく「読み物」であることが特徴です。

普段なかなか伝える機会のないこだわりを伝えると…
「高いと思ってたけど、こういう理由があったのか!」と感心して頂いたり、
新商品の開発エピソードでの苦労を伝えれば、
ただ「新発売!」と売り出すものよりも、 実際目にした時に「これがあの!」と愛着を感じてもらえるかもしれません。

情報なら、随時メルマガでおくってるけど…。
という方。
ニュースレターのポイントは、でお渡しするところにあるのです。

SNS全盛時代にニュースレターを出す理由

あなたの所には、毎日何件のメールマガジンが届きますか?
おそらく全て読まず、未開封で捨てているものも多いでしょう。
LINEも重要な左記以外は通知を消すために一瞬開いて戻したり、
通知が多すぎてブロックしてしまうことも。

Instagramやfacebookのタイムラインを全て追ったり
TikTokやTwitterに張り付いていられる人も滅多にいないでしょう。

そう、SNS全盛だからこそ、デジタルにはライバルが多すぎるのです。

比べてみてください。
あなたの自宅のポストには、今日何通のお手紙が届きましたか?
あなた宛てに届いた封書を、中身を見ないで捨てることはありますか?

手紙は手に取り、自分が読めるタイミングで読みます。
スクロールしなくても、興味のあるものだけ拾い読みできます。

「あとで見よう」と思ったタイムラインは、9割方もう見ませんが、
「明日よもう」とバッグにつっこまれた手紙には再チャンスがあります。
例え捨てるためとしても、もう一度手に取ってもらえるからです。
「あれ?なんだっけ」と中を確認してもらえたらしめたもの。

受け取る方の負担になりにくく、手に取られやすい。
これは紙媒体ならではの強み。

紙媒体なら、ダイレクトメール(DM)を送っているけれど反応ないよ。
という方もいらっしゃるかもしれませんね。
もしかしたらDMのコピーの問題かもしれませんが、根本的にDMとニュースレターには違う点があります。

お客様に好意的に受け入れてもらえるかを変える、決定的な違いです。

DM(ダイレクトメール)とは違う?

DMの目的は、売り込み・勧誘・セールスです。
これはお客様からすれば「お金を払わされる!」と感じる「イヤなもの」
それが毎月毎月届いたら…見もせず捨ててしまうようになるでしょう。

一方でニュースレターの目的は「関係構築」。
内容に、一切売り込みを書きません。
商品やサービスのこだわり、マニアックなポイント、開発秘話はどんどん掲載。
ただしそこに「お求めは今すぐ当店へ!」をつけない。ということですね。

考えても見てください。
あなたに友人からわざわざ手紙が届いたとします。

もしそれが、自分の近況を伝えてくれたり、こんなことがあり、あなたを思い出して手紙を書いたという内容なら大抵の方は悪感情を持たないでしょう。
「マメだなあ」と感心したり、嬉しく思うかもしれませんね。

一方でその内容が、「自分はこんな商売を始めた、だからこれを買ってくれ!」という手紙なら。
「えっ…」と思いません?

しかし売り上げを真剣に考えている経営者さんとしては、売り込みをかけないものにコストをかけてどんな意味があるの?
と感じるかもしれませんね。
ニュースレターで売り上げは上がるのか。その真実をお伝えします。

ニュースレターで売り上げは上がるのか

端的に言うと、上がります。

ただしそれは広告をうってすぐ来店するような、即時的な売り上げではありません。
前述した通り、ニュースレターの目的は「関係構築」。

関係性を築き、お客様がリピーターとして根付いてくださる。
信頼感を固め、高額商品を購入してくれるようになる。
お客様の再来しない、最も大きな理由は「きっかけがないこと」
ニュースレターは買いたいタイミングにあなたのことを思い出してもらえるきっかけと関係性とつなぎます。

「関係構築」しつつ長期的な売り上げを上げる、
優秀な営業ツールでもあるのです。
事実、私のクライアント様はニュースレターをきっかけに
100万以上のキッチンリフォームを受注したり、高額なシステムの見積もりを依頼されています。

ニュースレターは優秀な営業ツールですが

「面倒」「続けられない」と取り入れているところは少ないです。

広くフォロワーを集めるSNSと違って、お付き合いしたいお客様にしっかりあなたの想いや個性を伝えられるニュースレター。

「気になるけどつくっていない」なら、ぜひ始めてみてはいかがでしょう。

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